ラケルのつかえめビルハはまた、みごもって第二の子をヤコブに産んだ。
そこでラケルは、「神はわたしの訴えに答え、またわたしの声を聞いて、わたしに子を賜わった」と言って、名をダンと名づけた。
そこでラケルは、「わたしは激しい争いで、姉と争って勝った」と言って、名をナフタリと名づけた。
これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハの子らである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。合わせて七人。
ナフタリの子らはヤジエル、グニ、エゼル、シレム。
ナフタリの子たちから生れたものを、その氏族により、その父祖の家によって調べ、すべて戦争に出ることのできる二十歳以上の者の名の数を得たが、
アセルの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがナフタリの分である。